同棲をしているカップルが長続きするには、男女共に家事を分担するようにした方が良いでしょう。
片方がずっと家事を分担していると、家事をやっている方は嫌気が差してきて何もしたくなくなってきます。
それが、不満へと変わっていくとカップルの仲が悪くなる要因にもなりかねません。
同棲中のカップルが円満に過ごせるように、彼氏にも家事をやってもらえるようにする方法を紹介します。
同棲中の彼氏が家事を全くしなくなったり、かつてはしていたのにしなくなった原因とは
完璧に仕上げようと思って途中でルーティンが崩れてしまった
家事を完璧にしないと気が済まないという人は一定数います。
やはり、掃除や洗濯を完璧に出来たら気持ちが良いものであり、料理がうまく出来れば、嬉しいものです。
しかし、それを毎日突き詰めていって、何かの拍子にルーティンが崩れてしまうと、完璧さを追求出来なくなり、急に家事に対して情熱が冷めてしまいます。
完璧にしなければいけないという思いが強いほど、一旦躓くと興味を失い易くなりがちです。
真面目な人は、こういった事に陥りがちであるので、適度なペースで家事をやっていく方が良いです。
家事を手伝って怒られたり、嫌味を言われたりした経験があって意地になっている
元々は家事をするのが苦ではないのに、彼女や友達や親などの親しい人から方法について怒られたり、嫌味を言われたりした経験があると、人によっては二度とやらないと意地になってしまう事があります。
手伝う事が人助けになると考えている人は多く、親しい人から文句や嫌味を言われれば、何が悪いのか分からずに手伝わない方が良いのかと思ってしまいます。
一度嫌な経験を味わった人は、そこから元のようにやる気を出させるのは中々難しいです。
家事を頑張ってやってもご褒美を貰えるなどのメリットがないから
家事は、ほぼ毎日行うものです。
たまには何かご褒美があると、人間やる気が出てきます。
しかし、ご褒美が無いと、自分が家事をやるメリットは何かと考えるようになり、合理的な行動ではないと思い至ってしまう事があります。
仕事で頑張っているのに、家に帰ってきて家事も頑張らないといけない状況になった時、毎日続くと嫌気が差してきてメリットを感じません。
合理的な考えで行動をしている人ほど、家事を頑張ってやるメリットが無いと思いがちです。
彼が「家事」をどうするのかが分かっていない
小さい頃から家事を手伝っていた人、あるいは一人暮らしで家事をやるのが比較的好きな人を除くと、彼氏が家事の事を何も知らない事はあります。
家事のやり方を知らないので、知らない事をやろうとは思わなくなります。
掃除・料理・洗濯・ゴミ出しといった日常生活では当たり前の行動は、ある程度経験をしていなければ、効率的に行えません。
彼氏に家事をやってもらうには、知識と経験を積ませていくしか方法はありません。
仕事が忙し過ぎて家事まで手が回らない
職業や業種によっては、残業が多かったり、夜勤をする必要があったりします。
仕事が忙し過ぎると、仕事中心の生活になり、1日の大半を仕事に奪われてしまいます。
また、体力的にも気力的にも仕事をした後に、家事をやる気にもなりません。
家事が出来る人であっても、家事をやる気力を失ってしまっていると、それがいずれ嫌気になり、家事をやらなくなってしまいます。
夜勤や残業が多い仕事では、時間が会社に束縛されがちで家の事はどうしても後回しになります。
同棲中の彼氏に家事をしてもらうには何をしていけば良いのか
生活ルーティンを考慮して家事分担のルールについて決めていく
同棲中とは言え、お互いに生活ルーティンがあります。
その為、家事の分担を決めておくと、お互いの家事の負担は大分減ってきます。
どうしても、仕事が忙しくて出来ない時の事について話し合っておく事も大切です。
お互いにカバーをし合う事で、家事について揉める事が減り、結果的に仲良く過ごせる時間を作り出す事にも繋がってきます。
家事分担のルールを作る時には、時々役割を変えるようにしても良いでしょう。
逆に同じ事だけをする方が向いているというケースもあります。
彼氏の性格や生活ルーティンを考えて、家事分担のルールをまとめていきます。
家事をしてくれない原因を探る為に真剣に話を聞いてみる
彼氏が家事をやってくれないと愚痴る前に、なぜ、彼氏は家事をしてくれようとしないのかという原因を探る事が先決です。
家事をしない原因は必ずありますので、彼氏と一度真剣に話をして家事をしない理由を尋ねてみましょう。
原因が分かれば、対処法を考える事も出来ます。
彼氏が家事に関する知識や経験があまり無いのであれば、彼氏が出来る範囲で家事をやってもらうようにします。
家事が出来るのに気力を失っているのであれば、続けられるように適度に応援をしたり、ご褒美を与えたりしてやる気を出させるようにも出来ます。
彼氏が出来る範囲内で直接頼んでみる
彼氏に家事を実際にやってもらえる状況を作り出す事が大切です。
あまり動こうとしない人や何をやって良いのか分からない人には、彼氏が出来る範囲内で直接頼んでみるのが効率的です。
この時に、喧嘩腰であったり、上から目線で命令したりすると、喧嘩の原因になるので注意がしなければいけません。
喧嘩にならないように、お互いが気持ち良く家事を進めていくようにしていきます。
家事分担をし易くする環境を整えていく事で、頼み方次第で大きく環境を変えていく事が出来ます。
家事を分担してくれたら感謝を伝える事が大切
家事を分担するのは当然と考えるのではなく、家事をやってくれたら感謝を伝える事は大切です。
彼氏も人間であるので、やって当然と思われると癪に障ります。
相手も時間を割いて家事に協力してくれている以上は、家事をやってくれた事に対して感謝を伝えておくと、お互いに気持ちが良いものです。
同棲をしているからと言って片方に甘え過ぎると、いずれは心情的にしんどくなってきて、いずれは関係が破綻を迎える可能性が無いとは言えません。
常に、お互いが信頼出来る関係を築き上げておく事が重要です。
同棲中の彼氏に家事をしてもらう際に押さえておきたいポイントとは
あなた自身が楽しそうに家事に取り組んでいるのかどうか
彼氏に家事を分担してもらう時に、あなた自身が楽しそうに家事をやっていないと面倒臭いものと思ってしまう恐れがあります。
人に頼んでおいて、自分は嫌々やっているではないかと指摘されたら、それをキッカケに喧嘩になりかねません。
手本を見せる感覚でも構いませんが、家事をやる時には楽しく出来る方法を考えて実践していく事が必要です。
近年では、テレビやネットや雑誌などに時短で家事を行う方法が掲載されているので、それを参考にして家事をやっていっても良いでしょう。
「家事は彼女がするもの」という雰囲気にしてしまっているのは誰であるのかを考える
カップルが知らないうちに「家事をするのは彼女である」という雰囲気に陥ってしまっている事があります。
その原因が何であるのかを突き詰めておくと、あなた自身が家事を抱え込んでしまう状況は回避出来ます。
あなたが自分で家事を全部やってしまうといった事を最初からやってしまうと、彼氏の方は手伝わなくても良いかなと勝手な考えを持ってしまう余地を与えてしまうでしょう。
また、元々彼氏が今までの生活の中で、彼女が家事をするのは当然という考えの下で育ってきた影響も、家事は彼女がするものという考えに至っている可能性はあります。
男性は新しい物好きであるので、それを利用して家電に興味を持たせる
男性は新しい物好きである人が多いので、その事を利用して家電に興味を持たせながら、家事にも興味を持たせるという方法は有効です。
但し、過度に興味を持たせてしまうと、最新家電を買うのが癖になってしまって出費がかさむ事になるので注意しなければいけません。
家電だけでなく、時短レシピなどは常に最新の情報がネットなどで入手出来るので、そういった家事の方法に興味を持ってもらうようにしても良いでしょう。
一旦、興味を持たせれば、継続して家事をやってもらえるようにもなってきます。
同棲中の彼氏に家事をやってもらうには工夫をしよう
闇雲に彼氏に家事をやってと言っても、彼氏の心情や考えによって反応はマチマチです。
彼氏のやる気を引き出す事で、家事分担を行える環境を作っていく事がカップルの仲を維持したまま、暮らし易い環境を整えられるようになります。